プロデュース企画 2023|EP.2 都築惇 レッスン①(平山さん)
一音ずつ歌いすぎない ── 都築惇が説く、大きなフレージングの作り方
2023年シリーズの初回レッスン。受講生は平山蓮さん。表現の引き出しを増やしたいと臨んだ平山さんに、都築惇がフェルリングのエチュードを通して伝えたのは、一つ一つの音を丁寧に歌いすぎず、フレーズ全体の方向性を捉えること ── だった。
2023年シリーズの初回。受講生は平山蓮さん。「プロの演奏を間近で聞くのも初めて」「いろんな表現を吸収できたら」と楽しみにレッスンに臨んだ。特に、一定になりがちなビブラートを曲ごとに変えられるようになりたい ── 表現の幅を広げたいという思いがあった。初回の担当は都築惇。持参したのはフェルリングのエチュードだ。
一音ずつ「歌いすぎない」
13番を聴いた都築は、「上手」と評した上で、ある癖に気づく。長い音符では気にならないが、8分音符が連続すると、音が後押しのようになってしまう。
[4:33]「一個一個の音を丁寧に歌いすぎて、全体の大きなフレージングっていうのがちょっとなくなってるのかなと思ってて。一個の音を丁寧に歌うんじゃなくて、今吹いている音がどこの音に向かっているのかっていうのを、もうちょっと整理した方がいいかな」
一音ごとに表情をつけることと、フレーズ全体を一つの流れとして捉えることは違う。今鳴らしている音が、どの音に向かっているのか ── その整理が、大きなフレージングを生む。
「どの音に向かうか」── シンプルにクレッシェンド
都築は、具体的なフレーズで方向性を示す。向かうべき目標の音に向けて、シンプルにクレッシェンドしていく。
[4:58]「この音に向かってシンプルにクレッシェンドしていってほしいのね。最初のファの音からいろいろ音は経過していくんだけど、ファの方向性もそのままレに向かっていってほしい」
経過していく音も、すべて目標の音に向かう一つの流れの中にある。後から不意に音が盛り上がってしまわないように ── 短いレッスンながら、フレージングの核心を突いた指導だった。
※ この記事は、YouTube で公開されているレッスン動画の内容をもとにAIが編集・再構成したものです。発言は読みやすく整えており、固有名詞や表現が実際と異なる場合があります。正確な内容・ニュアンスは動画でご確認ください。



