プロデュース企画 2023|EP.27 都築惇 レッスン③(平山さん)
ブレスを「減らす」── 都築惇が詰める、共演曲の流れと細部
本番が近づく中での、3回目の都築惇レッスン。共演曲の細部を一つずつ詰めていく。同じ音型に変化をつけること、ブレスの数を減らしてフレーズを繋ぐこと、そして加速のさせ方 ── 仕上げに向けた実践的な指導。
本番が近づく中での、3回目の都築惇レッスン。共演曲を細かく見ていく。オクターブで降りる箇所はオクターブキーの反応が悪くなりやすいため、下に降りた音を少し長めに取ると降りやすい ── そうした運指上のコツから、レッスンは始まった。
同じ音型に「変化」をつける
同じフレーズが2回繰り返される箇所。楽譜上は音量もテンポの指示もまったく同じだが、都築は変化を求める。
[4:11]「書いてある音量とか、拍子、テンポの指示とか全く一緒なんだけど、何か違いがあるといいかなと。もっとため息みたいな感じ。音型があんまり見えない方がいいかな」
2回目を「ため息」のように、音型をくっきり見せすぎない ── 同じ指示でも、表現に差をつけることで音楽に奥行きが生まれる。
区切りすぎず、空気のまま繋ぐ
半音階の処理では、フレーズを区切りすぎないことを都築は促す。
[6:33]「せっかくいい雰囲気で切れてるから、その空気のまま半音で降りていくっていうか、半音で上がっていくっていうか」
スタートをはっきり出しすぎると、メロディーが分断されてしまう。前のフレーズが作った雰囲気を保ったまま、半音の動きを繋いでいく。
ブレスを「一つ減らす」
都築が特にこだわったのが、ブレスの数だった。毎回ブレスを取ることで、フレーズに区切りが見えてしまう。
[7:47]「毎回ブレスのためにリラリラリラリラって鳴ってるからね。区切りがちょっと見えるから、こうじゅわーっとしてほしいかなっていうので、ブレスの数をまず一つ減らす」
ブレスの数を減らし、フレーズを「じゅわーっと」繋いでいく。さらに速くなる箇所では、ブレスのタイミングをもっと一瞬にした方がいい。当たりづらい音は、まっすぐロングトーンと思って下に向かってクレッシェンドすると鳴りやすい ── 細かな対処も添えられた。
加速は「区切って」自然に
終盤の加速していく箇所について、都築は無理なくスピードを上げる方法を示す。8分音符になった瞬間に急に速くするのではなく、流れの中で徐々に。
[10:25]「こういう感じで区切って速くしていくと、もう少し分かりやすいかも」
音型のまとまりごとに区切りながら、段階的に加速していく ── そうすると自然にスピードアップでき、聴き手にも流れが伝わりやすい。本番に向けて、共演曲の細部が一つずつ整えられていった。
※ この記事は、YouTube で公開されているレッスン動画の内容をもとにAIが編集・再構成したものです。発言は読みやすく整えており、固有名詞や表現が実際と異なる場合があります。正確な内容・ニュアンスは動画でご確認ください。



