プロデュース企画 2023|EP.6 宮越悠貴 レッスン①(松原くん)
楽譜に書かれたものは「全部ヒント」── 宮越悠貴が問う、転調とクレッシェンドの設計
3回目の講師は宮越悠貴。上野・都築とは違うアプローチで、と前置きして始まったレッスンでは、曲のイメージから調性、転調、そしてクレッシェンドのかけ方の設計まで ── 松原くんに問いを重ねながら、楽譜を深く読むことの意味を伝えていく。
3回目のレッスンは宮越悠貴。松原くんは、上野に教わった「音の芯を捉えるロングトーン」、都築に教わった「細かくテンポを刻む練習」に取り組んできて、音色が変わった実感があるという。宮越は、前2回のレッスンを踏まえ「ちょっと違う風に進めていこう」と切り出した。
曲のイメージを言葉にする
演奏を「安定して吹けている」と評価した宮越は、まず松原くんが曲にどんな印象を持っているかを尋ねる。松原くんは「女性がレースのようなものをまとって舞っているイメージ」「指でうねりが見える」と答えた。宮越は、その感覚を受け止めつつ、言葉の精度を促す。
[3:13]「言いたいことはわかるけど、言葉のチョイスが下手くそかも。「踊り」って言うと舞曲になっちゃうから、踊りっていうよりかは「舞」みたいな感じの音を入れたいってことですか?」
調性と転調を「知っておく」
宮越は、曲の調性、そして途中の転調がどこからどこまでか、主調と転調先の関係性を松原くんに問いかけていく。松原くんは、それらにきちんと答えた。
[3:59]「別に分かってなくても吹けるし、分かってなくても上手に演奏することはできるんだけど、知らなくていい理由にはならないから」
そして宮越は、楽譜への向き合い方を一言で示す。
[4:50]「譜面に書いてるものは全部ヒントだからね。それをどう使うかは自由でいいと思います」
クレッシェンドは「間に合う」ように設計する
曲の山場をどこと捉えるか ── 松原くんは「ターンの後、跳躍するところ」と答える。宮越は、それを生かすためのダイナミクスの設計を助言した。
[5:44]「だとしたら、ブレスマークの後からクレッシェンドかけないと間に合わないかもね。急に大きくなるみたいになっちゃうから、前からちょっとじわっていっとかないと」
山場に向けてどこからクレッシェンドを始めるか ── その設計が甘いと、急に大きくなってしまう。あわせて、音色の密度がやや薄く、縮こまって窮屈に聞こえる箇所は、もう少し開放的でもいい、と宮越は促した。
※ この記事は、YouTube で公開されているレッスン動画の内容をもとにAIが編集・再構成したものです。発言は読みやすく整えており、固有名詞や表現が実際と異なる場合があります。正確な内容・ニュアンスは動画でご確認ください。



