テーマ別レッスン

音程・ハーモニー(7)

音程やハーモニーの合わせ方について、The Rev Saxophone Quartet のメンバーがレッスンで語った内容を集めました。各記事は動画の発言にもとづいています。

【プロデュース企画2021】EP.2 上野耕平レッスン①

上野耕平

「一種類の良い音」から抜け出す ── 上野耕平が高校生に見せた、音色で音楽を語る世界

2022年1月、浜離宮朝日ホールでのコンサート共演に向けたプロデュース企画。その第1回レッスンを担当した上野耕平が、高校2年生の米山くんに説いたのは「ノンビブラートで、音色だけで音楽を変える」という奏法の核心だった。リードの振動、息の送り方、長調と短調の吹き分け ── プロになるために避けて通れない一線を示した一回の記録。

#9:【キャラクターを持った表現】 歌うことの大切さを学ぼう! 都築惇

都築惇

キャラクターを持った表現 ── 都築惇が説く「歌うこと」と、速いパッセージの音程

スカラムーシュの2回目、都築惇のレッスン。冒頭はスケールの「試験」から。都築が一貫して伝えたのは、頭の中で音名を歌うこと、そしてコンクールではなくお客さんを楽しませる ── 数小節ごとにキャラクターをコロコロ変える、自由で気まぐれな表現だった。

【プロデュース企画2023】EP.9 田中レッスン① 平山さん

田中奏一朗

ディミヌエンドの位置に「騙されない」── 田中奏一朗が説く、和声の重力とエネルギー

1周目の最後、田中奏一朗のレッスン。平山さんのフェルリングは全体の流れをよく捉えていたが、田中が指摘したのはフレーズ終わりのディミヌエンドのタイミング。楽譜の記号の位置と、音楽が本当に持つエネルギーは必ずしも一致しない ── 和声の重力という視点。

#7:【練習効率化】読譜力を鍛えよ!! 宮越悠貴

宮越悠貴

読譜力を鍛えよ ── 宮越悠貴が説く、無駄を省く練習と「丁寧に楽譜を見る」こと

スカラムーシュの2回目、宮越悠貴のレッスン。この回のテーマは「練習効率化」。指のロスを徹底的に省き、装飾音符を曖昧にせず丁寧に読み、跳躍を外さないポジションを探す ── 無駄な練習をしないための、読譜と運指の実践的な指導。

【プロデュース企画2022】EP.10 宮越レッスン②

宮越悠貴

トマジ「バラード」のルーツを辿る ── 宮越悠貴が紐解く、ブルース・ケルト・ヨナ抜き音階

1時間40分におよぶ宮越悠貴の2回目のレッスン。共演曲トマジのバラードを、スケールとスタイルの両面から紐解いていく。ブルースのイメージ、調性の曖昧さ、そして冒頭の旋律に隠されたケルト音楽とヨナ抜き音階の関係 ── 楽曲の背景を深く掘り下げた、音楽学的な一回。

【プロデュース企画2022】EP.4宮越レッスン①

宮越悠貴

「ドミナントは支配」── 宮越悠貴が、楽典を音楽に結びつけるレッスン

本来は田中の予定だったが、急遽の交代で宮越悠貴が登板。課題はフェルリングの5番。この回で宮越が紺野さんに伝えたのは、和声の知識が音楽表現にどう結びつくか ── 「音符一つ一つの価値が違って見えてくる」という、楽典と演奏の橋渡しだった。

#4:【そのまま吹くだけ】変幻自在な音色を手に入れろ! 上野耕平

上野耕平

「はみ出てなんぼ」── 上野耕平が説く、ノンビブラートで音色を変える技術

「曲の中でずっと綺麗な音をキープしたい」と臨んだ柏原くんに、上野耕平はその発想ごと覆す。一つの良い音を守るのではなく、ハーモニーや場面に応じて音色を変えること ── そのために、喉の渦をなくし、息をまっすぐ前に流す、奏法の土台から作り直す。